フォームドアスファルト舗装について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、フォームドアスファルト舗装について説明する。

 

フォームドアスファルト舗装について

目的

フォームドアスファルト舗装は、加熱アスファルト混合物を製造する際に、アスファルトを泡状(フォームド)にし、容積を増大させるとともに粘度を下げ、混合性を高めて製造した混合物を用いた舗装である。

アスファルト混合物の製造時の混合性を高める性能を利用し、製造時や施工時の温度を低下させて、省エネルギー、作業環境の改善を目的に用いることもある。

中温化技術のひとつである。

 

施工時の留意点

① アスファルトを泡状にする方法には、水蒸気または水と加熱したアスファルトを噴射時に専用の装置で接触混合する方法や特殊添加剤を混合時に加える方法などがある。

 

② 機能や機能の持続性は、アスファルトを泡状にする方法や使用する添加剤、適用するアスファルト混合物などにより異なるため、事前にその効果や影響などを確認する

 

③ 骨材の最大粒径が20㎜ギャップ粒度で、フィラー量をアスファルトの2倍以上とする混合物を製造する場合などに用いると効果的である。

 

④ 路上路盤再生工法の施工において、混合性を高める性能を利用して、フォームドアスファルトとアスファルト乳剤を置換えて利用することもある。

 

⑤ アスファルト混合物の粘度が低下するため、寒冷期の施工において、施工温度領域を広くするために用いることもある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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