トンネル内舗装について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、トンネル内舗装について説明します。

 

トンネル内舗装について

特徴

トンネル内舗装には、トンネルのほかにアンダーパス、地下道などの舗装があり、明色性、耐久性に富む舗装が要求される。

また、地山からの湧水処理、排水処理を考慮することが重要となる。

 

トンネル内舗装の留意点

① 道路照明を必要とするような延長の長いトンネルの場合は、コンクリート舗装や半たわみ性舗装などを用い、延長の短いトンネルの場合はトンネル前後の舗装と同一にすることが多い。

トンネルの延長 適用される舗装
長い場合 コンクリート舗装、半たわみ性舗装
短い場合 トンネルの前後と同一の舗装

 

② アスファルト舗装で行う場合は、耐摩耗性、耐流動性に優れた混合物明色舗装を選択したり、改質アスファルトなどの使用を検討し、できるだけ明色性、耐久性に富む舗装とすることが望ましい。

 

③ 一般に、排水施設が正常に機能しない場合は、舗装内に滞水が生じ交通荷重との相乗効果によりポンピング現象が生じる。

初期段階では、路盤のエロ―ジョンポットホールなどの現象が発生し、また、長期的には破壊に至る事が予測されるため、地山からの湧水処理、排水処理を十分に行うことが重要となる。

 

④ 施工に際しては、下記に示す作業環境などに十分に配慮する。

・ダンプトラックの荷下ろしに必要な天面の高さ

・施工機械の排気ガス

・施工に伴う粉じん

など

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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