様々なアスファルト乳剤について

土木工学

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

アスファルト乳剤には、前回の記事で紹介した石油アスファルト乳剤以外にも色々な種類があります。

本記事では、石油アスファルト乳剤以外の乳剤について紹介します。

ぜひ参考にしてください。

 

様々なアスファルト乳剤について

①改質アスファルト乳剤

改質アスファルト乳剤は、改質アスファルトを乳化したり、アスファルト乳剤にポリマー(ゴム、樹脂などの改質剤)を添加したりして、接着性や耐久性を向上させたもの。

 

②高浸透性アスファルト乳剤(PK-P)

プライムコート用乳剤として用いられるが、一般的に用いられているPK-3と比較し、浸透性が高い乳剤であり、以下に示す利点がある。

・ブリージングの原因となる部分的な厚い被膜が、上層施工時に形成されにくい

・乳剤散布後、1~2時間経過するとタイヤなどに乳剤が付着しにくくなるため、養生砂を散布する必要がない

 

③高濃度アスファルト乳剤(PK-H)

蒸発残留分を特に多くした高濃度乳剤である。

表面処理工法や中央分離帯のシールなどに用いられる。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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