こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、測量の誤差について説明します。
測量の誤差
人が器械を用いて測定する限り、誤差は付き物である。
この許される範囲の誤差(許容誤差)をいかに小さくするかが、重要である。
誤差の種類
原因による分類
①器械誤差: 測定用具の誤差によって生じる
②自然誤差: 温度、湿度などの気象変化によって生じる
③個人誤差: 測定車の個人差によって生じる
④錯誤(過失): 測定者の不注意、未熟によって生じる(一般的には誤差とは考えない)
性質による分類
①定誤差(定差、累積誤差)
測定条件が同一であれば、一定の誤差がでる。
符号に大きさに規則性がある。
除去可能な誤差であり、補正ができる。
②偶然誤差(偶差、消しあい誤差)
同一条件で測定しても、除去できない誤差で偶然に生じる。
測定値がばらつく。
誤差の処理方法
測定に誤差は付き物であるため、測量において真値を求めることは不可能であると考える。
数多くの測定を実施し、その平均値を取ることが最確値をとる最も現実的な方法である。
測定条件(使用器具、測定方法)が同じ場合
算術平均をとる。
測定条件が異なる場合
重み付き平均値を取る。
例えば、布巻尺と鋼巻尺など使用器具が違う場合や、熟練者と未熟者が測定した時など測定条件が異なる場合は、測定者の信用度を示す軽重率を考慮する。
最終値=(p1l1+p2l2+・・・pnln)/p1+p2+・・・pn=Σpnln/Σpn
p:軽重率
l:測定値
Σ:総和
以上です。
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