こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、距離の定義と測定器具について説明します。
距離の定義
距離とは、2点間を結ぶ直線の長さを言う。
斜距離: AC
水平距離: AB
鉛直距離: BC
の3つに大別される。
測量における2点間の距離は、主に水平距離のことを言う。
測定器
距離を測定する場合、器具を用いる方法と、器械を用いる方法がある。
求められる精度に応じて、使用器具を使い分ける。
①繊維製巻尺
ガラス繊維と塩化ビニルで作られた巻尺で、簡単で、高い精度を必要としない距離測定に用いる。
長所: 持ち運びや取り扱いが簡単
短所: 伸縮の補正ができないため、精密な測量には適さない
②鋼巻尺(スチールテープ)
鋼鉄製巻尺をいい、精密な距離測定に用いる。
長所: 測定時における温度補正などをすると高い精度が得られる。
短所: ・温度変化による伸縮が大きい
・さびやすく折れやすい
・取り扱いに注意しないと手を怪我しやすい
③インバール巻尺
インバールとはニッケルと鉄の合金で、特に精密を要する距離測定に用いる。
長所: 温度変化や張力による伸縮が非常に小さい
短所: 弾性力に乏しいため折れやすい
④その他
・ポール
主に測点や方向を示す場合に用いる。
20㎝ごとに赤白に塗り分けてある。
・下げ振り
糸の先におもりを付けたもので鉛直方向を示す。
・ピンポール
測点を明示する。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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