【測量の歴史】地球の姿

測量

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、地球の姿における過去の価値感について説明します。

 

【測量の歴史】地球の姿

現在では、地球という字が示すように私たちの住む地球は球状をなし、太陽系の惑星として太陽の周りを公転していることは良く知られていることである。

しかし、この事実が認知されるまでには長い長い歴史があった。

 

過去における地球観の変遷

古代の地球観(紀元前18世紀頃)

古代バビロニアや古代ギリシャでは、円盤のような大地を海が取り囲み、天がおわんのようにかぶさっているものと考えられていた。

これは、地球上にいる人の視点からで、見たままの状態である。

 

アリストテレスの考え方(紀元前4世紀頃)

沖に出る船が地平線に消えていく事により、地球の形は丸いと考えていた。

 

コロンブスの時代

この時代の人々は、海はどこまでも平らで、その端には滝があると考えていた。

しかし、1492年のコロンブスの航海、および1522年のマゼランの世界一周航海によって地球が丸いことが証明された。

 

 

ニュートンの地球楕円体説

ニュートンは、地球の自転のために生じる遠心力がある以上、地球は完全な球ではなく、回転楕円体でなければならないと考えた。

これが現在における地球像である。

この回転楕円体の大きさは各国で観測され、数種類の値がある。

現在日本で使用されているのは、世界各国が採用しているGRS80楕円体とよばれるもので、平成14年度よりベッセル楕円体に変わって使用されるようになった。

 

名称 楕円体名 赤道(長)半径 km 極(短)半径 km
日本測地系 ベッセル楕円体 6377.397 6356.079
日本測地系2000 GRS80楕円体 6378.137 6356.752

 

地球は、南北に偏平な回転楕円体であることが分かる。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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