トンネルについて

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、トンネルについて説明します。

 

トンネル工事について

世界で初めての海底トンネルは、関門トンネルである。

また、かつては世界最長の長さ(53.85km)青函トンネルの建設など、日本のトンネル技術は、世界に誇れる技術である。

 

2016年6月、スイスに全長57kmの鉄道トンネル『ゴッタルドベーストンネル』が開通し、青函トンネルを抜き世界最長となった。

トンネルは、一般的な道路や鉄道のほか

・上下水道や水量発電などの水路

・ガス管

・電線

・地下街

・地下貯蔵施設

など様々な用途に利用されている。

 

地表の環境や景観に与える影響が少なく、道路や鉄道では移動距離が短縮され、勾配が緩和される効果がある。

国土の7割が山地である日本では、交通網を整備する上で、トンネルが多くなる。

なお、今では一般的にトンネルと呼ばれているが、古いトンネルには、かつての名称であった『隧道(ずいどう)』が正式名称として使われているものも多くある。

 

トンネルの作り方の歴史

トンネルは紀元前2000年ころにユーフラテス河の河低を横断するために造られたのが最初とされている。

また、古代ローマ帝国や古代ギリシャには数多くのトンネルが造られ、現在に至るまで使用されているものも存在している。

当時のトンネルの掘削は、ツルハシやノミなどの器具を用いた人力によるものであった。

その後、ダイナマイトが発明されると、これを用いた発破によってトンネル建設の効率は飛躍的に向上した。

日本においては、明治時代に外国人技師の指導でトンネル工事が行われたが、比較的早い段階で日本人のみでの建設が行われるようになっている。

これは、江戸時代からの鉱山技術の蓄積があったためとされている。

トンネル工事では、位置を求める測量技術が非常に重要となる。

誤差が発生すると、貫通時にずれが発生してしまうためである。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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