GPS測量について

測量

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、GPS測量について説明します。

 

GPS測量の基準

GPS(Global Positioning System)測量での位置は、3次元直交座標系での座標(X、Y、Z)や楕円体上の経緯度などで表される。

 

GPS測量での座標系と楕円体

【WGS84座標系】

地球の重心を原点とする3次元直交座標

【WGS84楕円体】

経緯度の基準となる楕円体で、経緯度は3次元直交座標の値を変換して得られる。

 

【3次元直交座標系】

(出典:空間情報クラブ)

 

現在、日本で使われているITRF94座標系と、GRS90楕円体はGPSでの座標系・楕円体と実用上同等であり、GPSで得られたデータを日本測地系2000(世界測地系)での値に変換する必要はなくなった。

 

観測により求まる値は下図の楕円体高であり、標高を求めるにはジオイド高を求める必要がある。

ジオイド高は水準点上でGPS観測を行い、得られた楕円対高と水準点の標高との差より求めることができる。

また、国土地理院の「日本のジオイド2000」からも求めることができる。

(出典:測量士補試験)

 

衛生の配置と構成

GPS測量は地球全域での観測を可能にするため、6つの軌道面にそれぞれ4個の衛星(合計24個)が配置されており、この衛星は高度約20,000kmの円軌道上を約12時間かけて周回している。

 

【GPS衛生の配置イメージ】

(出典:国土地理院)

 

GPS測量の器具

GPS測量で使用する器具には、人工衛星からの電波を受信するアンテナと、データを処理・解析・記録する受信機がある。

 

【GPS測量の器具】

(出典:測量用品ドットコム)

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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