道路の施設・設備について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、道路の施設・設備について説明します。

 

道路の種類と区分

道路法による道路には

・高速自動車国道

・一般国道

・都道府県道

・市町村道

の4種類がある。

また、「道路構造令」では、道路をその重要性や計画交通量、通過する地域やその地形から、第1種から第4種までの4区分に分け、それぞれの設計速度に応じた構造が規定されている。

 

道路の施設

道路には、人や自動車が安全にかつ快適に通行できるようにするため、様々な施設がある。

・道路本体(切土・盛土・舗装)

・構造物(橋、トンネル、水路横断部、小径横断部など)

・付帯施設(歩道、ガードレール、分離帯、照明、信号、標識など)

・中継施設(インターチェンジ、ジャンクション、バスストップ、バスターミナルなど)

 

道路の構造設計

道路の構造は、幹線道路から旧道の生活道路に至るまで、その目的に応じて「道路構造令」の区分に従って設計される。

平面形や縦断形の設計基準は、設計速度によって決まることが多い。

 

横断面の構成

横断面は、道路のセンターから中央帯・車道・側帯・路肩(停車帯)・自動車道・歩道などの適切あ組合せによって構成されているのが一般的である。

車道の横断面は、排水をよくするため、中心部を高くする。

曲線部の片勾配をつける場合を除いて、1.5%~5%の横断勾配をつける。

 

(出典:国土交通省)

 

縦断線形

縦断線形は、自動車の進行方向の上り・下りの形であり、直線部は水平もしくは縦断勾配が設けられ、縦断勾配が変化するところには、車の走行を円滑にするために縦断曲線が挿入されている。

道路の縦断勾配はその道路の設計速度に応じて決まる。

設計速度を大きくするには、勾配を緩やかにしなければならない。

また、上りが5%(高速道路のような場合3%)を超える場合は、必要に応じて登板車線を付加車線として設置し、速度の遅い大型車が後続車の速度を妨げないようにする措置を取る。

 

平面線形

道路を平面的にみた中心線の形を平面線形という。

平面線形には、直線・円曲線・緩和曲線などがあり、これらが組み合わされて1つの線形をなしている。

 

(出典:Wikipedia)

 

視距

視距とは、運転者が見通すことのできる道路の中心線上の距離をいい、制動停止視距追越視距がある。

制動停止視距とは、運転者が道路上の物体を確認してから停止するまでに必要な距離のことをいう。

追越視距とは、2車線道路で前者を安全に追い越すために必要な距離をいう。

 

高速道路

高速道路は、他の道路と違い自動車が高速で走行できるように設計されている。

そのため、他の道路や鉄道などとは全て立体交差となっている。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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