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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、加熱アスファルト混合物の配合設計について説明します。
加熱アスファルト混合物の配合設計
配合設計の留意点
① 配合設計に使用する試料(骨材やアスファルトなど)は、実際のアスファルト混合物の製造時に使用する材料と大きく相違しないものとする。
② 一般に、粒度曲線には粒度範囲の中央値(中央粒度)を結ぶ曲線を用いる。
ただし、中央値に一致させることが難しい場合は、粒度がその粒度範囲にあり、かつできるだけ中央値に近い曲線を用いる。
③ ギャップ粒度は、一般に単粒度の粗骨材と細骨材との組み合わせによって得られるが、細骨材の粒度による影響が大きいので、その選定に留意する。
④ アスファルト量に対する75μmふるい通過量の比率は、通常、一般地域で0.8~1.2程度、積雪寒冷地域では耐摩耗性の混合物を得るために1.3~1.6程度の範囲とすることが多い。
⑤ やむを得ず、スクリーニングを天然砂よりも多く使用する場合には、含水比や粒度の管理に留意する。
⑥ 剥離が懸念される骨材を資料する場合は、フィラーの一部をアスファルト混合物全質量の1~3%程度の消石灰やセメントで置き換えると良い。
⑦ 製鋼スラグなどの密度の大きな骨材を用いた混合物は、通常の天然骨材を用いた混合物と比べ、アスファルト量が1%程度少なくなる。
⑧ 使用予定骨材の間で、密度の差が0.2以上違うものが2つ以上あるときは、骨材配合比の密度補正が必要となる。
以上です。
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