加熱アスファルト混合物の運搬について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、加熱アスファルト混合物の運搬について説明します。

 

加熱アスファルト混合物の運搬について

① 混合物の運搬に使用するダンプトラックの荷台は運搬に先立ち、スコップやほうきで付着している泥やゴミなどを綺麗に落とす

 

② 荷台に混合物が付着しないように、モップまたは噴霧器で、重油・軽油・石鹸水などを必要最小限で塗布する。※油はアスファルトをカットバックするため

 

③ 積込みに際しては、混合物の分離や片荷積みのないように注意し、運搬車を徐々に移動しながら混合物を荷台全体へ平均して積込む。

 

④ 混合物の分離は、プラントのミキサーゲートの高さと運搬車の荷台との落差が大きい場合に発生しやすいため、できるだけこの落差を小さくする。

 

⑤ 混合物の運搬では、混合物の保温、飛散防止、異物混入防止のため、シートなどで保護する。

 

⑥ 気温が低い時、風が強い時および運搬時間が長い場合の運搬は、荷台に帆布を2~3枚重ねて用いたり、特殊保温シートを用いたり、荷台に木砕を取り付けるなど、運搬中の保温方法に留意する。

また、ダンプトラックの排気温度を有効利用した二重ボディ構造の専用保温車を使用することもある。

 

⑦ 混合物の積込み完了時から荷下ろしするまでの運搬時間は、一般に2時間程度まで。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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