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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、再生加熱アスファルト混合物の製造について説明します。
再生加熱アスファルト混合物の製造について
再生アスファルト混合所は、アスファルトコンクリート発生材を解砕、分級したアスファルトコンクリート再生骨材を使用し、新アスファルト、再生用添加剤、新規骨材、補足材などと加熱混合し、再生混合物を製造する混合所をいい、所定の品質の再生混合物を製造できる能力を有するものとする。
製造方法について
再生混合物の製造方法には、アスファルトコンクリート再生骨材の加熱および混合の方法によって種々のタイプがある。
大別すると
① ドラムドライヤ混合式
② 併設加熱混合式
③ 間接加熱混合式
の3方法に分けられる。
① ドラムドライヤ混合式
新規材料(新アスファルトや補足材など)とアスファルトコンクリート再生骨材を直接、専用ドライヤ内に投入し、加熱、混合して再生混合物を製造する方法。
一般に、再生骨材配合率が60%以上のものに適用する。
② 併設加熱混合式
バッチ式プラントに併設したアスファルトコンクリート再生骨材加熱用ドライヤでアスファルトコンクリート再生骨材を加熱し、再生混合物を製造する方法。
一般に、再生骨材配合率が30~60%程度のものに適用する。
③ 間接加熱混合式
高温に加熱した新規骨材の中に、常温のアスファルトコンクリート再生骨材を投入し、混合時に熱交換させる方法。
一般に、アスファルトコンクリート再生骨材の配合率が20%以下のものに適用することが多い。
アスファルトコンクリート再生骨材の含水比が特に小さい場合には、アスファルトコンクリート再生骨材の配合率が30%程度まで可能な場合もある。
製造にあたっての留意事項
① 製造開始前に製造設備の日常点検を行う。
② コールドホッパに骨材を投入する際は、骨材の分離、異物の混入、他の種類の骨材の混入などが生じないようにする。
③ 細かい粒度区分のアスファルトコンクリート再生骨材を、夏期に長時間(約3時間以上)貯蔵すると、固結してフィーダからの引き出しが困難となるため、点検が必要。
④ 作業が終了したときは、必ずミキサをよく清掃し、特に羽根、ライナおよびその取付け部に付着したモルタルを取り除く。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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