【プレストレスの与え方】プレテンション方式

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、プレテンション方式について説明します。

 

【プレストレスの与え方】プレテンション方式

PC構造物において、PC鋼材(鉄筋の約5~6倍の強度)を使用してコンクリート部材にプレストレスを与える方法は下記の通り2種類ある。

・プレテンション方式(コンクリート打設前

・ポストテンション方式(コンクリート打設後

プレテンション方式とポストテンション方式では、プレストレス導入のメカニズムの違いから、使用するPC鋼材、定着方式も異なり、適用部材も大きく異なる。

したがって、PC構造物を診断する上で、各部材、部位にどのようなプレストレスが与えられているか確認する必要がある。

 

プレテンション方式

プレテンション方式は、コンクリートの打設前にPC鋼材を緊張し、コンクリート打設後に緊張を開放する方法である。

プレストレスは、あらかじめ所定の緊張力で緊張されたPC鋼材と型枠内に打設された硬化コンクリートの付着力によって導入される。

専門工場では、初期の段階から生産の効率化のために、コンクリートの高強度化と早期の強度発現を目的として、水セメント比の小さい、耐久性に優れたコンクリートが打設されてきた。

工場製作のプレキャストPC桁は、公道を運搬可能な長さと重量の制限から、支間20m程度までの短支間の橋梁に多く使用されてきた。

PC工場は、これらのPC桁を対象として、最大で6,000~7,000kN程度のプレストレス導入能力を有している。

 

(出典:一般社団法人プレストレスト・コンクリート建設業協会)

 

 

以上です。

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