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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、プレストレスの経時変化による変状について説明します。
プレストレスの経時変化による変状
クリープ、乾燥収縮、リラクセーションなどによりプレストレスが減少すると
・たわみの増加
・ひび割れの発生
・振動特性の変化
などの変状が発生する。
しかし、現存のPC構造物にどの程度プレストレスが導入されているかを測定することは現時点では困難である。
そのため、主桁の変形、振動、ひび割れの発生などの変状から判断することになる。
クリープ、乾燥収縮、リラクセーションなどによるプレストレスの現状は設計で考慮されている。
そのため、発生している変状が
・想定内のもの
・想定外で悪影響を及ぼす可能性のあるもの
を見極める必要がある。
既往の研究によれば、例えPC鋼材の一部が損傷していたとしても、死荷重時には変形やひび割れなどがほとんど観測されない場合がある報告もある。
よって、変状を観測する際は、死荷重時だけでなく活荷重などが載荷された状態においても異常がないかを確認する必要がある。
以上です。
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