型枠の種類の決め方について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、型枠に使用する型枠材の決め方について説明します。

 

型枠の種類の決め方について

型枠パネルとして用いられるための条件は以下のものである。

・容易に破損しない

・組立て、解体が容易

・補助材が少ない

・コンクリート打設が容易

・打放し仕上げに適し、表面の仕上がりが綺麗になること

・精度の高いコンクリートを作ることができること

・施工費が安価であること

 

上記を踏まえ、工事標準仕様書、特記仕様書に合致したものを使用し、形状・寸法・材質・強度等は仕様書、設計図に合致するか確認する。

仕様書等で指示の無い場合は、要求されるコンクリートの品質、精度および経済性を考慮して決める。

 

下表に、型枠材の特徴と標準転用回数を示す。

【型枠材の特徴と標準転用回数】

利点 欠点 標準転用回数
木製型枠 ・加工が容易

・保温性、吸水性を有する

・強度、剛性が小さい

・耐久性が少ない

・セメントペーストが漏出しやすい

3~4回
合板型枠 ・コンクリートの仕上がり面が綺麗

・メタルフォームより加工性が良い

・経済的である

メタルフォームに比べると、転用回数が少ない 4~8回
メタルフォーム ・転用回数が多い

・組立解体が容易

・強度が高い

・加工性が無い

・保温性が悪い

・錆が出やすい

40回以上

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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