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【前田建設・ポリウス】3Dプリンターで円柱集水ます造形
日刊工業新聞より
前田建設とICT(情報通信技術)建設機械を開発するポリウス(東京都港区、岩本卓也代表取締役兼CEO〈最高経営責任者〉)が24日、茨城県取手市の前田建設ICIキャンプで3Dプリンターの実証実験を行った。
3Dプリンターで造形した集水ますを敷地内の地中に設置した。
前田建設によると3Dプリンターによる土木構造物の造形は国内初という。
集水ますは直径1メートル、高さ1メートルの円柱形。
現地で使えるオンサイトタイプの3Dプリンターで造形した。
地中の管が接続できるよう壁面の2カ所に穴が空いた構造となっている。
一般的な集水ますが直方体なのに対し、3Dプリンターを使うことで円柱形の形状を実現した。
内部が曲面になることで壁面に当たる水の力が均等になる。
直方体の集水ますと比較して長寿命化が見込める。
円柱形にすることで体積も少なくできるという。
オンサイトタイプの3Dプリンターは、温度や湿度といった印刷時の環境が課題になる。
屋外で印刷するため印刷時の環境が造形物の性状に影響する。
今後はさまざまな環境下で安定的に印刷できるよう改良する。
前田建設ICI総合センターの梶田秀幸先進技術開発センター研究開発第1グループスペシャリストは「まずは小型の構造物から3Dプリントに着手した。
将来的には大型構造物を目指し、3Dプリンターの活用が建設業界のスタンダードになるようにしたい」と語った。
ポリウスの岩本CEOは「建設業界では型枠工が不足している。
3Dプリンターを使うことで型枠工が仕事に集中できるようにし、現場の効率化につなげていく」と話した。
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