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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、緩傾斜堤の表法被覆工について説明します。
【海岸】緩傾斜堤の表法被覆工について
表法被覆工の型式
緩傾斜堤の表法被覆工には
・石張り式
・コンクリートブロック張式
・コンクリート被覆式(平張り式、階段式、法枠式)
等がある。
コンクリートブロック張式の構造
コンクリートブロック張式の場合、波力に対して安定なものとなるよう、ブロック重量は2t以上、厚さは50cm以上を標準とする。
階段式コンクリート被覆工
現場打ちコンクリート被覆工の階段式の施工においては、途中に施工ジョイントをつくらないように特に注意する必要がある。
階段式の場合、最小コンクリート厚は50cm、階段高さ20~30cm程度を標準とする。
表法勾配
表法勾配を3割程度で施工する場合は、うちあげ高、越波量が直立堤に比べ低減しないので、表法勾配を十分緩くするか、表法粗度を大きくするなどの対策が必要となり、法勾配は3割よりも緩くすることが望ましい。
法尻部の施工
コンクリートブロック張の表法被覆工の法尻部の施工が陸上でできる場合には、ブロックの先端を同一勾配で地盤に入れ込むことが望ましい。
以上です。
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