こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、空港施設について説明します。
空港の施設
空港は、航空機を迅速で安全に離着陸できるように技術の粋を集めた施設によりつくられている。
それらの施設には、下記のようなものがある。
滑走路
滑走路とは航空機が安全に、ストレスを感じさせずに離着陸するための走路である。
長さは対象機によって変わるが、原則として下表に示す通りである。
成田国際空港A滑走路、関西国際空港B滑走路は4,000mの長さを有し、国内最長である。
【空港土木施設設計基準(運輸省航空局)による滑走路の標準長さ(国内線)】
大型ジェット機 | 中小型ジェット機 | プロペラ機 | 小型機 |
2,500m | 2,000m | 1,500m | 800~1,000m |
(出典:国土交通省)
誘導路
誘導路とは、航空機を滑走路からターミナルビルやエプロンへ速やかに移動させる通路のことを言う。
滑走路全長に渡って平行に設けられた誘導路を『平行誘導路』といい、ターミナルビルなどから離陸のため滑走路端部への移動や、着陸後のターミナルビルへの移動を行う。
また、ターミナルビルと平行誘導路、平行誘導路と滑走路を繋ぐ誘導路を取付誘導路という。
エプロン
エプロンとは、航空機を駐機させておくためのスペースであり、使用の用途により分類されている。
① ローディングエプロン
旅客の乗降、貨物の積卸し、航空機の給油や整備・点検などを行う。
② カーゴエプロン
貨物専用機が貨物の積卸しを行う。
③ ナイトエプロン
夜間駐機用。
④ 整備エプロン
航空機の整備用。
(出典:国土交通省)
ターミナルビル
ターミナルビルは、旅客が飛行機に乗降する際に必要な搭乗手続きや待ち合わせを行う場所をいう。
また、手荷物預かりや手荷物引き取り、航空保安検査、CIQ(税関・出入国管理・検疫)はターミナルビルで行われる。
(出典:国土交通省)
以上です。
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