アスファルト舗装の破壊について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装の破壊について説明します。

 

アスファルト舗装の破壊について

交通荷重の繰返し作用や気象の影響により、供用を開始したアスファルト舗装は劣化と破壊が始まる。

アスファルト舗装は、最初の10年間の破壊よりも次の10年間の破壊の方が、より早く進行する。

アスファルト舗装の構造的破壊のおもな兆候は、路面のひび割れとわだち掘れの発生および縦断凹凸の増加となって現れる。

これらの兆候は、アスファルト舗装の代表的な破壊形態であり、他には、ポットホール、ラベリング、摩耗などの表面的なものがある。

舗装破壊の発生時期と規模は様々で、いずれかの破壊形態が単独で現れるということはほとんど無く、程度の差はあるがほとんど全ての破壊が同時に進行する。

舗装のサービス性能の評価は、破壊形態の全てを勘案した総合的な判断が必要となる。

 

ひび割れ

表面のひび割れは、アスファルト舗装の最も代表的な影響の大きい破壊形態で、放置すると雨水の浸透などにより構造的破壊に進展する。

ひび割れには

おもに交通荷重の繰返し作用による、疲労ひび割れ

気温の急激な低下と温度サイクルによる、低温度ひび割れ

セメント安定処理路盤の乾燥収縮などによる、リフレクションクラック

おもに車輪通過位置に生じる、縦ひび割れ

解明されていない点が多い、トップダウンクラッキング

などいろいろなタイプがある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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