アスファルト舗装のリフレクションクラックについて

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装のリフレクションクラックについて説明します。

 

アスファルト舗装のリフレクションクラックについて

リフレクションクラックとは、アスファルト層の下方にある、主にコンクリート版やセメント安定処理路盤の目地やひび割れの真上に生ずるひび割れのことをいう。

アスファルト舗装のオーバーレイでは、在来舗装のひび割れから生じることもある。

リフレクションクラックの発生には、ひび割れや目地に直角方向の水平変位が特に重要だが、車両通過時のひび割れ前後の垂直変位差も影響しており、ひび割れや目地における荷重伝達能力にも左右される。

 

発生原因

温度応力・ひずみ

クラックの発生原因の一つは、繰り返し応力、ひずみによる疲労である。

日中の温度サイクルによって、下層のセメント処理路盤などが伸縮して水平移動を起こしひび割れが開閉すると、下層に密着しているアスコン層に引張応力が発生し、この応力は下層のひび割れ近辺に集中する。

そのため、クラックはアスコン表層の底面で始まり、表面に伝播していく

セメント処理路盤などの温度伸縮量は、0.08~0.1mm/℃程度で、夏と冬では1目地で約5㎜にもなる。

 

また、応力・ひずみの急激な発生も、クラックの発生原因である。

冬期の急激な温度低下により、下層の隣接するひび割れの間で収縮と反りが生じ、その時、ひび割れ幅は下層の表面で最大となり、アスコン層に引張ひずみが発生する。

また、長期間続く収縮により、アスコン層のひずみは累積して年間の最大値に達し、一方、アスコンの伸びは最低になる。

ひずみがアスコンの許容ひずみを超えるとひび割れが発生し、アスコン表面から下層のセメント処理路盤などのひび割れまで急速に進行する。

 

交通荷重

クラックの発生原因に交通荷重がある。

車が下層のひび割れを横切ると隣接版の間に不同変位が起こり、せん断応力がアスコン層に伝わる。

交通荷重は、温度効果によってアスコン層に生じたひび割れの伝播を助長し、加速させる。

下層のひび割れなどの荷重伝達が悪い場合は、交通荷重によるアスコン層の垂直せん断応力は、より破壊的に働く。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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