【アスファルト補修工法】路上路盤再生工法の施工機械について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、路上路盤再生工法で使用する施工機械について紹介する。

 

路上路盤再生工法について

路上路盤再生工法は、路上において既設アスファルト混合物層を現位置で破砕し、同時にこれをセメント瀝青材料などの安定材既設粒状路盤材料とともに混合して締固め、新たに安定処理路盤を構築する工法である。

 

施工機械

路上破砕混合機械

(出典:酒井重工業株式会社)

 

路上破砕混合機械には、クローラー式とホイール式とがある。

いずれの場合でも、破砕混合用のタインやビットを取り付けたロータ、アスファルト乳剤あるいはフォームドアスファルトを散布する装置、含水比調節用の水を散布する装置、混合厚さの確認装置などを備えたものとする。

路上破砕混合機械に必要とされる機能は、下記の通りである。

 

【必要な機能】

・既設アスファルト混合物を、最大粒径が概ね50㎝以下となるように破砕できる。

・破砕した既設アスファルト混合物と安定材および既設粒状路盤材を均一に混合できる。

・破砕混合厚を適正に調整できる

・アスファルト乳剤量あるいはフォームドアスファルト量や散水量の調整ができる。

 

なお、現在一般的に使用されている路上破砕混合機械の性能は、下記の通りである

・一度の処理で破砕混合が可能な既設アスファルト混合物の厚さは、5~15㎝である。

・路上破砕混合機械の最大破砕混合深さは、30~55㎝であり、施工幅160~240㎝である。

・舗装幅員や沿道条件の変化に適合した施工を行うため、ロータをシフト(横方向の移動)できるようにしたものもある。

 

路面切削機械

(出典:酒井重工業株式会社)

 

既設アスファルト混合物の一部または全部を切削する機械である。

切削方法には、常温でも切削可能な回転ビット式と加熱後に切削を行うスカリファイヤ式およびブレード式などがある。

 

 

以上です。

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