こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、アスファルト補修工法の路上表層再生工法について説明する。
路上表層再生工法について
路上表層再生工法は、路上性状や既設表層混合物の品質改善を目的として、現位置で既設アスファルト混合物層の加熱・かきほぐしを行い、新しいアスファルト混合物や再生用添加剤を混合して敷き均し、締固める工法である。
この工法により、表層を再生することができる。
路上表層再生工法の利点
① 既設表層混合物を現位置で再生利用するため、舗装発生材の移動が少なく、新規アスファルト混合物などの使用量を節約できる。
② 一工程で施工が完了するため、工期が短縮でき、かつ加熱した状態でかきほぐしを行うため、これに伴う騒音、振動も従来工法に比べ少なく、一般交通および沿道住民への影響も少ない。
施工上の留意点
① 専用機械(路上表層再生機)を用いた機械施工となるので、小規模工事や連続した作業帯の確保が難しい箇所には適さない。
② 既設アスファルト舗装の表層を対象とした工法であり、原則として基層以下にまで破損がおよんでいるような箇所には適用できない。
③ 路上において、既設舗装を加熱するため、特に気温の影響を受けやすく、寒冷期の施工では工夫を要する。
適用条件
① 本工法を適用する場合の既設アスファルト混合物層(表層)の厚さは、平均50㎝以上必要である。
② 本工法は、施工時の機械編成延長が50~100mと長くなるため、経済性や施工性の両面において、本工法の特徴が生かせる十分な工事規模を有すること、また、交通の切り回し、または迂回路の確保が可能であるなど、現場の条件を満たしていることが望ましい。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。
電話番号: 087-874-6843
FAX: 087-874-6845
↓弊社業務の施工事例です。
↓弊社HP