アスファルト舗装の段差について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装の段差について説明します。

 

アスファルト舗装の段差について

段差は、一般に橋梁取付け部や伸縮継手、あるいは埋設横断管渠などの前後で、路体や舗装の締固め不足と材料不良、軟弱地盤の圧密沈下などが原因となって発生する道路横断方向の凹みをいう。

段差は、高低差の変化が大きいため車が受ける衝撃は大きく、その衝撃力は橋梁などの構造物にも影響を与え、高架部では騒音の原因となり、軟弱地盤地帯では地盤振動を誘発する。

段差の発生は単発的であっても、路線の走行の快適性を大きく左右する。

段差の形状は、最大深さ、頂点から最大深さまでの距離、想定頂点高、勾配などで表現される。

評価班による評価値との相関は、最大深さとの間でもっとも高く、最大深さが乗り心地に大きく影響する。

評価班は、乗用車で時速50km、段差を48箇所通過したときの乗り心地を、非常に悪いから非常に良いまでの5段階で評価している。

段差の予防と補修は、技術的に難しい課題の一つで、橋梁取付け部の有効な手段としては、踏架け版、延長床版などがある。

 

 

以上です。

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