内部振動機(バイブレーター)使用時の注意点

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート打設時の内部振動機(バイブレーター)使用時の注意点について説明します。

 

内部振動機(バイブレーター)使用時の注意点

内部振動機(バイブレーター)の使用方法と使用目的について理解が乏しいために、下記のような間違った使用をして、型枠およびコンクリートそのものに悪影響を及ぼしている場合があるため注意を要する。

 

① コンクリート面に垂直に使用すべきものを水平に使用して、コンクリートを締固めるという本来の目的ではなく、コンクリートを横方向に流すような使用をしている場合がある。

この場合、過剰にバイブレーターをかけることになり材料分離を起こす可能性がある。

 

② 打ち継ぎ目に十分にバイブレーターをかけなかったり、初期硬化が始まった下部のほうまでバイブレーターを差し込み不安定な状態を作り出すことがある。

 

③ 9割ほどコンクリートを打設し終わり、あと少しの終了間際に型枠がバレてしまうことがある。

これは、打ち終わりを急ぎすぎて急激にコンクリートを打設することが要因である。

型枠から見れば、下図のように、型枠上部は側圧が減少するからといって上部の型枠の固めに手を抜くと思わぬ痛手を被る場合がある。

 

【型枠に作用する側圧】

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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