こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、海岸堤防の根固工の種類について説明します。
【海岸】海岸堤防の根固工の種類について
根固工の種類には
・捨石根固工
・コンクリートブロック根固工
・方塊ブロック根固工
等がある。
① 捨石根固工
捨石根固工は、その捨込厚さを１ｍ以上、天端幅を２～５ｍ程度、前法勾配を１：１．５～１：３程度とする。
捨石は、外側に大きい石が配置され、内部に向かって次第に小さい石が配置されるように石を捨て込む。
中詰を行う捨石根固工では、捨石には表層に所要の質量のものを3個並び以上とし、内部に向かって次第に小さな石を捨て込み、中詰石の質量は表層捨石の１／１０～１／２０程度とする。
また、捨石根固工を汀線付近に設置する場合は、１ｍ以上掘りこむか、もしくは、天端幅を広くとることが多い。
② コンクリートブロック根固工
コンクリートブロックは、異形ブロックが多く用いられている。
異形コンクリートブロック根固工の施工は、ブロックの適度のかみ合わせ効果を期待し、天端幅は最小限２個並び、層厚は最小２層とする。
異形コンクリートブロックは空隙が大きく、その下部に空隙の少ない捨石層を設けることが望ましい。
③ 方塊ブロック根固工
コンクリート方塊を法先地盤に被覆する根固工の場合、ブロックは一辺の長さ１～２ｍ、厚さ０．６～１．０ｍ程度の大きさのものを用い、ブロック間は相互に鉄筋で連結することが望ましい。
以上です。
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