普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点②

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こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点について説明します。

 

 

普通コンクリート版の施工方法と施工上の留意点②

⑤ 鉄網および縁部補強鉄筋の設置

鉄網の埋め込み深さ

鉄網の埋め込み深さは、コンクリート版上面から版厚の1/3の位置を目標とし、舗装厚が15cmの場合は、原則として版厚のほぼ中央とする。

 

鉄網の仕様

鉄網は、通常6mmの異形鉄棒を溶接によって格子状に加工(約3kg/㎡)したものを用い、目標位置の±3cmの範囲に設置する。

 

鉄網の大きさ

鉄網の大きさは、コンクリート版の縁部から10cm程度狭くする。

1枚の鉄網の長さは重ね合わせる幅を20cm程度とし、目地間隔の間に収まるようにする。

 

縁部補強鉄筋

縁部補強鉄筋は、径13mmの異形棒鋼3本を鉄網に焼きなまし線で結束する。

 

 

⑥ コンクリートの締固めと荒仕上げ

コンクリートの締固め

コンクリートの締固めは、鉄網等の設置の有無には係わらず1層で締固める。

敷き均されたコンクリートは、コンクリートフィニッシャを用いて締固めて、所定の高さに荒仕上げを行う。

 

打込み中止時の処置

降雨等のため、やむを得ずコンクリートの打込みを中止する場合には、ダイバーを用いた突合せ目地構造として区切り、ただちに締固めて仕上げなければならない。

 

 

⑦ 平たん仕上げおよび粗面仕上げ

平たん仕上げ

コンクリート版の表面は、平たんで所定形状に仕上げた後、粗面に仕上げなければならない。

平たん仕上げには、平たん仕上げ機械を用いる。

 

粗面仕上げ

粗面仕上げ機械または人力によって粗面仕上げを行い、その種類には、ほうきめ仕上げ、タイングルービング仕上げ、骨材露出仕上げがある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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