こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
コンクリートは、様々な素材によって構成されています。
本記事では、コンクリートを構成する素材のうちの1つである、『粗骨材』について説明します。
ぜひ参考にしてください。
【コンクリート用素材】粗骨材について
粗骨材は、川砂利、陸砂利、海砂利などの砂利と、砕石などに分類される
【選定・使用時の留意事項】
①粗骨材は、清浄、強硬、耐久的で適度な粒度を持ち、細長い(あるいは薄い)石片、有機不純物などを有害量含んではならない
②川砂利は、粒度、粒形、耐久性に優れた特徴を持ち、粗骨材として最も適している
③天然骨材の枯渇化により、良質な川砂利の入手が困難になっているので、JISに規定するコンクリート用砕石および砕砂やコンクリート用スラグ骨材などを使用することが多い
【粗骨材の品質等の留意事項】
①粗骨材の最大寸法は、3種類(40、25、20mm)を標準とし、適度に大小粒が混合しているものとする
②粗骨材の耐久性は、使用実績により判断するのが良いが、硫酸ナトリウムによる骨材の安定性試験方法によって耐久性を評価する場合、損失質量は12%以下とする
③アルカリシリカ反応が懸念される場合には、アルカリ総量規制や混合セメントなどの使用による抑制対策を検討する。なお、これらの方法が適用できない場合には、使用の可否を判断する試験を行う
④粗骨材のすり減り抵抗性は、同じ粗骨材を用いた舗装用セメントコンクリートの使用実績により判断するのが好ましい
⑤使用実績のない粗骨材のすり減り減量は、ロサンゼルス試験機により試験を行い、すり減り減量の限度を35%以下とする。また、積雪寒冷地においてのすり減り減量は、タイヤチェーンなどによる激しい摩耗作用を考慮し、25%以下とする
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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