【コンクリート】コンクリートの用途

土木工学

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

コンクリートは土木分野や建築分野において、様々な構造物の素材として利用されています。

本日は、その中でも主な用途について紹介したいと思います。

ぜひご覧ください。

 

コンクリートの用途

①戸建住宅

かつては木造住宅が大半だった戸建住宅ですが、現在はコンクリートが主流となりつつあります。

木造よりも耐用年数が長く、気密性が高い特徴があります。

コンクリートを用いた住宅では、コンクリートの内部に鉄筋を配筋する鉄筋コンクリート製が一般的です。

 

②マンション

マンションは、戸建住宅と同様に鉄筋コンクリート構造で作られることがほとんどです。

コンクリートは遮音性や気密性、断熱性に優れており、多くの世帯が居住するマンションでは最適な素材と言えます。

 

③高層ビル

高層ビルや高層マンションのような階数の多い構造物の場合、通常のコンクリートでは強度面で限界があるため、高強度コンクリートと呼ばれる強度の高いコンクリートが主に使用されます。

都市圏で増加し続けている高層ビル群の実現を支えているのは、このような技術の発達と言えるでしょう。

 

④橋梁

日本には様々な橋が存在していますが、コンクリートで作られた橋の数は70万基以上あります。

規模の大きい橋の場合、マスコンクリートと呼ばれる体積や重量の大きいコンクリートが使用されます。

また海上に架かる橋の場合、海水の影響を考慮した海洋コンクリートも用いられます。

 

⑤トンネル

日本にあるトンネルは約1万本です。

トンネルは山などを掘削して作られるため、崩落などを防ぐための施工技術が取り入られています。

天端部や側壁部などには吹付コンクリートという種類が使われていることが多く、道路面では舗装コンクリートが使われます。

 

⑥ダム

ダムは治水や利水、水力発電などの用途で広い地域の生活を支えています。

規模が非常に大きい構造物となるため、一般的にマスコンクリートが使用されます。

また自重で安定性を備えることができるため、鉄筋を使用しない無筋コンクリート構造で作られることが多いようです。

 

 

⑦擁壁

擁壁は高低差の異なる地面において土壌の崩壊を防ぐために設置されます。

擁壁の施工では、様々な工法や種類が存在しており、設置条件や状況により使い分けられています。

 

 

いかがでしたでしょうか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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