こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、型枠組立の際の留意事項について説明します。
型枠組立の際の留意事項について
型枠の組立て前に施工業者と下記の点に関して十分に打合せを行う。
準備時
・工事内容の説明
・工事責任範囲
・型枠材の運搬準備
・型枠材の作業、集積場所の設定
・作業の安全対策の指示
作業時
・型枠の組立順序、時期、方法
・鉄筋作業
・型枠取付け物の施工範囲
・ケレン、くぎ仕舞、小修理、剥離剤の塗布に関して
撤去時
・解体の時期、順序、方法
・緊結材、その他金具類の回収
・転用材と廃材の区分
その他注意事項
① 型枠計算書で検討した材料が使用されているか確認する。
・セパレータの大きさ、本数、間隔
・桟木、バタ材の大きさ、配列、本数
② 墨に合わせて根巻き金物、桟木等にて行う。
③ コンクリート構造物の美観のため、型枠の水平鉛直目地を正しく合わせておく。また、目違いが生じないように組立てる。
④ 妻型枠がある場合は、壁面と接するコーナー部分がコンクリート打設中に変形しやすいのでチェーン等で角締めを十分に行う。
⑤ フォームタイ、締付金具のゆるみ、締め忘れがないかを確認する。
⑥ 型枠の組立完了後は、管理基準に合致していることを確認する。
関連した作業が平行して進むため、お互い連絡を十分に取りあうようにする。
また、型枠組立が計画通りになっているかどうかを必ず確認する。
もし間違いが生じていれば、是正を指示し、安易に妥協してはいけない。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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