こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、写真測量について説明します。
写真測量について
写真測量とは、写真上で測量して地形図の作成や地形の判読、測定、調査を行う作業のこと。
写真測量の種類
空中写真測量
空中から撮影した写真を用いる測量のこと。
① 垂直写真測量
垂直とはカメラの光軸の傾きを5度以内にして撮影したもので、傾きが0のものは鉛直写真
② 斜め写真測量
カメラの光軸を傾けて撮影した写真を用いる
地上写真測量
地上で撮影した写真を用いる測量のこと。
写真の撮影
空中写真は空中より、目的の撮影地域を約60%ずつ重複して撮影する。
撮影時、飛行機は一定の高度、速度となるようにし、特に撮影時の傾きに注意を要する。
空中写真測量の順序
従来、手作業で行われてきた地図の編集、製図作業もコンピューター支援システムによる画像処理、地図自動編集により高精度でかつ効率的に処理されている。
① 計画準備
縮尺、区域、精度など、測量全体の計画立案準備
② 標定点測量
基準点の決定、対空標識設置
③ 写真撮影
隣の写真と60%、隣のコースと30%重複させて撮影
④ 現地調査
地図に表すことがらを現地にて調査、確認
⑤ 図化
図化機で空中写真をもとに地図の素図を描く
⑥ 編集
ルールに則り、編集する
⑦ 現地補測
重要点の確認や、明確でない部分の点検
⑧ 原図作成
製図し原図を作る
写真測量に用いる機材
① 撮影のための機材
・飛行機
・カメラ
・高度差記録計(撮影時の高度差測定)
・対空標識
② 図化するための機材
・偏位修正機(写真の焼付け機)
・図化機(実体測量は写真測量の中で最も重要な作業。よって精密な実体図化機が必要)
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。
電話番号: 087-874-6843
FAX: 087-874-6845
↓弊社業務の施工事例です。
↓弊社HP