【道路排水施設】道路横断排水について

土木工学

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

今日は、道路横断排水について紹介したいと思います。

ぜひご覧ください。

 

【道路排水施設】道路横断排水について

道路が在来の水路または渓流等を横断する場合、道路横断排水施設が設けられます。

これにカルバートが用いられるのが一般的で、その種類は下記のようになります。

①カルバートの種類

円形カルバート

流量が比較的小さい場合に用いるのが経済的

ボックスカルバート・門形カルバート

流量が大きい場合に用いるのが経済的

アーチカルバート

高盛土で大きな盛土荷重が作用するような場合に用いられる

 

②カルバートの施工

1)カルバートの流出入口は、なるべく水路の底部と同一高さとなるようにする。勾配は入口と出口の勾配に近付けるようにして、勾配の急変を避ける。

2)カルバート本体と翼壁の巻き込み部は入念に施工を行い、水が盛土に浸透しないようにする。また、できれば止水壁・護床工を設け、水路および構造物下部の浸食を防止する処理を講ずると良い。

3)在来水路からカルバートへ断面が変化する場合は、翼壁によって通水断面を円滑にすりつける。

4)在来水路が道路に対して斜交する場合は

・カルバートの長さが増大して不経済

・斜交部分が道路の弱点になりやすい

ため、なるべくカルバートは道路に直角方向とする。

 

いかがでしたでしょうか?

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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