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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、測量の歴史について説明します。
メートルの誕生
人体の一部分などで表現した長さの単位は、各国においてまちまちであり、各国間での交流が盛んになるにつれて、広い世界的な範囲での統一された長さの単位がどうしても必要になってきた。
エリザベス女王(イギリス)、ルイ14世(フランス)など、その時代の権力者達は世界的な単位の統一を目論むが、その実現は難しかったようだ。
しかし、フランスが革命のさなかの1790年代に世界中の国々すべてに同じ長さの単位を使わせようとする途方もない大仕事を行った。
それが世界共通単位のメートル法の制定であった。
この制定で最も重要なことは、長さの単位を何に基づけるのかということであった。
そこで、誰もが納得できるように、人類が測定し得る最大にして不変の物体である地球からメートルを導き出そうとした。
1m=赤道と極との間の子午線長の1000万分の1
このようにして定められたメートル単位は、メートル原器という人工物を通して世界に普及していった(1886~1957年)。
絶対に不変なもの、光の波長へ
20世紀になると、厳密には『地球の形は時間とともに変わる、地球の大きさが絶対に不変とは言えない、不確かさがある』ことが指摘された。
そこで、永久かつ不変なものとして、形・質量のない光が着目された。
地球より永久不変なもの
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原子スペクトル線の波長を基準
↓
現在の新メートル単位の誕生
1m=波長λの1,650,763.73倍
以上です。
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