【舗装計画における目標設定】舗装計画交通量について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

舗装計画における目標の設定は、設計・施工においても基本的な目標となる。

設定すべき項目には、設計期間、舗装計画交通量、舗装の性能指標とその値などがある。

本記事では、舗装計画交通量について説明する。

 

【舗装計画における目標設定】舗装計画交通量について

舗装計画交通量(普通道路)

① 普通道路における舗装計画交通量とは、舗装の設計期間内の大型自動車の平均的な交通量のことである。

 

② 普通道路における舗装計画交通量は、下記のように算定する。

【一方向2車線以下の道路】

大型自動車の一方向あたりの日交通量のすべてが1車線を通過するものとして算定する。

【一方向3車線以上の道路】

各車線の大型自動車の交通の分布状況を勘案して、大型自動車の方向別の日交通量の70%以上(70~100%)が1車線を通過するものとして算定する。

 

 

舗装計画交通量(小型道路)

① 小型道路における舗装計画交通量とは、舗装の設計期間内の小型貨物自動車の平均的な交通量である。

 

② 小型道路における舗装計画交通量は、小型貨物自動車の一方向あたりの日交通量のすべてが1車線を通過するものとして算定する。

 

 

舗装計画交通量の設定上の留意点

① 舗装計画交通量は、道路管理者が定め、次の事項を考慮する。

 ・計画交通量(道路の計画交通量)

 ・自動車の重量

 ・舗装の設計期間

など

 

② 道路の新築や改築の場合のように、将来交通量の予測値がある場合は、当該道路の計画交通量や交通量の伸び率から算定して設定する。

 

③ 道路拡幅や修繕の場合のように、将来交通量の予測値がない場合は、現在の交通量と将来の伸び率から算定する。

 

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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