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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、熱中症の発生状況と対策について紹介します。
【国交省】熱中症の発生状況と対策について
出典:月刊道路建設より
熱中症の発生状況
平成21年~30年において、職場で熱中症による死亡者及び休業4日以上の業務上疾病者の数(死傷者数)を見ると、平成22年の656人以降、400~500人台で推移していた。
平成30年の死傷者数は1,178名、死亡者数28名となっており平成29年と比較して、死傷者数、死亡者数いずれも2倍以上に増加している。
平成26年~30年の業種別の熱中症による死傷者数をみると、建設業が最も多く、次いで製造業で多く発生しており、全体の約4割がこれらの業種で発生している。
平成30年の業種別の死亡者をみると、建設業が最も多く全体の約4割が建設業で発生している。
熱中症は6月から9月にかけて多く発生し、全体の約9割が7月及び8月に発生している。
発生時刻は、11時台及び14~16時台に多発しているが、必ずしも日中に限らず、朝、夕刻でも発生している。
熱中症に対する国交省の取り組み
① 建設現場における熱中症対策事例集の作成
② 土木工事安全施工技術指針の改定
高温多湿な作業環境下での必要な措置
・作業場所に応じて、熱を遮ることのできる遮蔽物等、簡易な屋根等、適度な通風または冷房を行うための設備を設ける
・作業場所に飲料水の備え付け
・近隣に冷房を備えた休憩場所または日陰等の涼しい休憩場所の設置
・身体を冷やすことのできる物品及び施設の設置
・作業の休止及び休憩時間を確保
・連続する作業時間の短縮
・作業前後の水分、塩分の接種
・通気性の良い服装の借用
・必要な措置が講じられていることの確認、巡視
・作業員の健康状態の確認
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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