港湾について

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、港湾について説明します。

 

港湾の役割と種類

日本の国土は、山に覆われ、海外線に沿って平野が開けているため、都市は主に海岸部に発達してきた。

資源を輸入し、加工した製品を輸出するため、工業は臨海部へ立地し、ターミナルとしての港湾の役割はきわめて大きくなってきた。

一般に港湾とは

・外海の波を避けて

・安全に停泊できる水面をもち

・貨物の積込みや積卸しや

・船客が乗降するための水陸交通上の連絡を備えるもの

である。

港湾は、自然条件、利用目的、法律により分類される。

 

自然条件による区分

 

区分 概要
海港 海岸にある港、日本に最も多い港(大阪港、横浜港)
河川港 河川の中流に位置する港、現在日本には見られない(オランダ:ロッテルダム港)
河口港 河口に位置する港、日本海沿岸に多い(秋田港、新潟港、酒田港)
湖沼港 湖の沿岸にある港(大津港:滋賀県、土浦港:いばら茨城県)
堀込港 人工的に海岸を掘り込んで建設した港(鹿島港、苫小牧港)

 

利用目的による区分

 

区分 概要
商港 一般商船の出入りする港(神戸港)
工業港 工業に使用する原材料を取り扱う港

一つまたは多数の工場が専用の岸壁をもつ港

避難港 荒天時に船舶が避泊する港
レクリエーション港 観光船、ヨットなどの出入する港(別府港、湘南港)
漁港 漁船の出入する港(下関港、銚子港)

漁港法により分類されている(第1種、第2種、第3種、特定第3種、第4種)

軍港 軍用船のための港
エネルギー港 原油などの輸入を行う港(喜入港)

 

日本の国際港湾

国際戦略港湾

重要港湾の中でも、東アジアのハブ化を目標とする港湾

京浜 東京港、横浜港、川崎港
阪神 大阪港、神戸港

 

国際拠点港湾

重要港湾の中でも、国際海上輸送網の拠点として特に重要な港湾

北海道 苫小牧港、室蘭港
東北 仙台塩釜港
関東 千葉港
北陸 新潟港、伏木富山港
東海 清水港、名古屋港、四日市港
関西 堺泉北港、姫路港、和歌山下津港
中国 水島港、広島港、徳山下松港、下関港
九州 北九州港、博多港

 

港湾法による区分について

上記の、国際戦略港湾、国際拠点港湾に加え

 

重点港湾

重要港湾のうち、国が重点して整備・維持する港湾

 

重要港湾

国際海上輸送網または国内海上輸送網の拠点となる港湾で、今後も国が整備を行う港湾

 

その他の重要港湾

国際海上輸送網または国内海上輸送網の拠点となる港湾

 

地方港湾

重要港湾以外で地方の利害にかかわる港湾

 

56条港湾

港湾区域の定めがなく都道府県知事が港湾法第56条に基づいて公告した水域

 

避難港

小型船舶が荒天・風浪を避けて停泊するための港湾

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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