アスファルト舗装の維持修繕

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、アスファルト舗装の維持修繕について説明します。

 

アスファルト舗装の維持修繕

アスファルト舗装の日常のメンテナンスは、舗装寿命を延ばすというよりも、主としてサービスレベルを維持するため、表面的・部分的破損の修復を行うもので、表面処理やパッチングなどの工法が取られる。

舗装の破壊が進んで、日常のメンテナンスではサービスレベルが維持できなくなった場合、オーバーレイや打換えなどの大規模な修繕を行う。

舗装の供用性は、メンテナンスの種類、時期、頻度などに影響される。

 

修繕の状況

修繕工事全体の約70%が、表層・基層のみの打換えで、約12%は全層の打換えである。

Taが厚くなるほど、前者が増え、後者が少なくなる。

交通量が多く、舗装厚が厚い場合、構造的破損よりも路面の機能的破損が多くなる

 

供用期間が10年未満の舗装では、交通量が多くなるにしたがい修繕の割合が増える。

L交通(大型車100台/日未満)では、8%程度。

A交通(大型車100以上250台/日未満)では、31%程度。

D交通(大型車3000台/日以上)では、48%にも及ぶ。

新設から修繕までの年数は、全体の88%で10年以上なり、過去に修繕された舗装では、10年以上は52%のみで、早期破損、機能的破損が目立つ。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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