【国別の投資環境まとめ】インドについて

【国別の投資環境まとめ】インドについて

こんにちは。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

ASEANや南西アジアはビジネス展開を考えるうえで、その『市場規模や成長性』において魅力的です。

一方で、課題やリスクもあるということを紹介しました。

現在、もう少し落とし込んで検討していくために、国別に見ています。

今日は『インド』です。

ぜひご覧ください。

 

【国別の投資環境まとめ】インドについて

インドの最大の魅力は、やはり人口および市場の大きさだと思います。

現在13億人とされている人口は、2025年までには15億人を超え、いずれは中国を抜いて世界一となることが予測されています。

また、全体的にも所得水準は向上、中間層・富裕層がさらに増加することが見込まれており、人々の購買力はますます高まる傾向にあります。

一方で、インフラの未整備や複雑な税制等、課題は少なくありません。

しかし、急速な発展を遂げるこれほどの巨大市場は他になく無視することはできません。

 

ビジネスチャンス(メリット)

まとめ

・最も大きな魅力は、市場規模、成長性

・人々の所得は増加し、着実に中間層や富裕層が増加している

・人口の約半分が25歳以下であり、将来の購買力や労働力となる若年人口の増加が続く

・貧困層も多いが、貧困層向けのビジネス市場も注目されている

・IT人材に強い

・準公用語が英語であり、英語人材が採用できる

・中東やアフリカ市場へのゲートウェイとしての位置づけ(地理的優位)

 

ビジネス上の課題

①カントリーリスク

政治

・民主主義で政治は安定しているものの、多様な国民の意見を反映すると物事が進まない

・小規模事業者保護のため外資開放が進まない、土地収用の際に住民や農民の権利を尊重するため時間がかかる

・隣国パキスタンとの関係

社会

・多様な民族、宗教、カーストの人々が暮らしており、時折対立が見られる

・汚職が根強い

経済

・貿易赤字、財政赤字からの脱却が必要

・ルピー安による経済活動への悪影響

・良質な原材料がインド国内で入手が難しく、輸入に頼らざるを得ない

 

②オペレーショナルリスク

生産・販売

・電力供給が慢性的に不足している

・自家発電を準備する必要がありコストがかさんでしまう

・物流ネットワークが複雑で、荷物の管理や処理に時間を要す

・未整備な道路状況

・工業団地が不足しており、法改正のもと土地収用のコストも高くなっており、時間もかかる

・地場企業との激しいコスト競争がある(現地調達率の向上や、品質、納期などで努力が必要)

雇用・労働・人権

・インフレ基調が強く、賃金は上昇傾向にある

・エンジニアやスタッフレベルなどの中間層の離職率が高い(ステップアップによるもの)

・離職率を低くするための取り組みや、離職を踏まえた対策の検討が必要

・カースト制度や宗教を考慮した管理が必要

税務・通関

・複雑な税体系、通達によりルールや税率が頻繁に変わる

・よって、税務専門家のサポートが必要だったり、すでに進出している企業へのヒアリングが必要

・悪質な会計事務所やコンサルタントもいるため、見極めや口コミ情報の収集などが重要

法務・規制

・中央政府管轄のものと、進出している州政府の管轄のものとの違いによる混乱

・判断には弁護士事務所などの外部サービスの利用などが必要で、費用負担を検討する必要がある

・役人でも不透明な金銭の要求をしてくる場合もあり、毅然とした対応も必要

・製造業分野での規制はないが、銀行、保険、小売業へは外資規制が残る

・撤退には1年程度必要だが、大きな問題点はない

・撤退の場合、売却手段を取る企業が多い

 

③セキュリティリスク

・社会情勢は安定しているものの、多民族、多宗教といった複雑な国内事情がある

・各地でテロや暴動が発生しているのは事実

・大気汚染や健康管理

 

 

いかがでしたでしょうか?

電力コスト高や税制の複雑具合、外資の規制など様々なビジネス上の課題があるものの市場の規模や成長性が魅力的なインド。

今後は、中東やアフリカなど次の市場へのステップとする戦略を打ち出す企業もどんどん増えてくると思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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