公共工事の総合評価方式について

Research

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、公共工事における総合評価方式について説明します。

 

総合評価方式について

公共工事の入札は原則として、『総合評価方式』にて入札が行われることになった。

総合評価方式は、入札価格と技術力の評価を点数化し落札者を決定する方式である。

 

【総合評価方式について】

(出典:国土交通省)

 

総合評価方式は、受注企業の設計・施工方法などの技術力を生かすことで、公共工事の総合的な価値を高める方式である。

価格以外に、企業からの技術提案を求めて評価する。

また、評価対象は工事目的物の性能や機能だけでなく、安全対策やリサイクル対策などの社会的要請項目もある。

例)

・技術提案により、騒音の低下や工期の短縮になり住民や利用者の満足度が向上

・工事技術力の評価により、工事の品質が向上

・安全性や環境対策などの評価により、地域における企業の信用力の向上

 

総合評価方式の利用拡大に伴って、技術提案以外の評価項目が多様化している。

・自治体への研修への参加実績

・継続教育

・地元企業活用率

・資材の地元調達

・ボランティア活動

・工事成績

・優良工事表彰

・高齢者雇用

・育児休業制度

・仕事と家庭の両立支援

など

 

落札者の決定

技術提案によるメリットを評価指標によって得点に換算する。

この得点と入札価格で除した評価値が価格あたりの工事品質を表すことになり、この評価値で各社の評価を行う。

よって、最低価格の入札者が必ずしも落札者になるとは限らない。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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