コンクリート構造物の補修・補強

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、コンクリート構造物の補修および補強について説明します。

 

コンクリート構造物の補修・補強

我が国の多くの地方自治体では、今後増大していく老朽化橋梁に対応するために、長寿命化計画を公表している。

これは、従来の事後保全から予防保全へ転換し、維持管理費用の縮減と安全性および信頼性を確保するものである。

橋梁の長寿命化計画を実施するため、国土交通省の橋梁定期点検要領などを参考に、点検マニュアル等が整備されている。

長寿命化計画では、これらのマニュアルを用いて近接目視や遠望目視を主とする外観調査を定期的に実施し、調査結果をデーターベース化することを基本としている。

調査結果のデーターベースをもとに、劣化原因の把握や劣化予測、概算工事費の算出や各年度に施工する工事費用の均一化などを実施する。

 

補修・補強とは

補修とは

第三者への影響除去もしくは、美観・景観や耐久性の回復もしくは向上を目的とした対策。

ただし、建設時に構造物が保有していた程度まで、安全性あるいは使用性のうちの力学的な性能を回復させるための対策も含む

補強とは

建設時に構造物が保有していたよりも高い性能まで、安全性あるいは使用性のうちの力学的な性能を向上させるための対策。

 

(コンクリート標準示方書)

 

 

コンクリート構造物の補修・補強を実施する場合には、まず、変状の原因を把握し、回復あるいは向上させる性能水準を定める必要がある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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