舗装の種類と構成

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装の種類と構成について説明します。

 

舗装の種類

舗装とは路盤の平たん性を確保するために、アスファルト混合物やコンクリート版を路床上に敷設した構造物をいう。

一般的に、アスファルト舗装(たわみ性舗装)コンクリート舗装(剛性舗装)が用いられる。

 

透水性舗装

透水性舗装は、雨水を積極的に地中に浸透させることを目的とする舗装である。

構造は、透水性舗装材料の下に浸透層を設け、水をそのまま地下に浸透させる。

そのため、基準値を超えた豪雨時などに起こる下水や河川の氾濫の防止や植生・地中生態の改善、地下水の涵養などの効果がある。

透水性舗装を採用すると、降雨時に路盤が洗堀され強度が保てなくなる恐れがあるため、幹線道路などの車線では基本的には使用されない

透水性舗装は、歩道、遊歩道、駐車場や公園などで利用される。

 

排水性舗装

排水性舗装とは、排水を目的にした舗装で、高機能舗装として高速道路幹線道路などの車道で採用されている。

構造は、粗くしたアスファルトや排水性舗装材などの下に遮水層(不透層)を設けて、路面に滞留する雨水を積極的に道路の両側にある側溝などの排水構造物へ排出する舗装である。

走行車両による水はねや水しぶきの緩和による視認性の向上ハイドロプレーニング現象の緩和などの効果がある。

また、排水性舗装は空隙が多い舗装であることから、路面とタイヤで発生する走行音が拡散されることによる低騒音効果もある。

 

【各舗装の構成】

(出典:大成ロテック)

 

高速道路の付属施設

高速道路の付属施設には下記のようなものがある。

 

① インターチェンジ(IC:inter change)

一般国道やその他の道路と連結された唯一の出入り口。

 

② サービスエリア(SA:service area)

燃料の給油や飲食、休憩をする目的で、約50km間隔で設置されている。

 

③ パーキングエリア(PA:parking area)

駐車による休憩を主にしたもので、約25km間隔で設置されている。

 

④ バスストップ

高速道路を走行するバスの停留所。

 

⑤ その他

非常電話や防音壁、気象警告表示施設がある。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。

電話番号: 087-874-6843

FAX:   087-874-6845

お問合せフォームはこちら

 

↓弊社業務の施工事例です。

 

↓弊社HP