鉄筋コンクリートの性質

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、鉄筋コンクリートの性質について説明します。

 

重量について

無筋コンクリートの重量は一般に、22.5~23.0kN/m3

鉄筋コンクリートの重量は、24.0~24.5kN/m3

としている。

 

強度の特徴

コンクリートの強度は、標準養生を行った供試体の材齢28日の圧縮強度を基準としている。

コンクリートの圧縮強度は、材齢7日までは急に増加し、その後28日までは緩やかに、それ以降は徐々に増加していく。

また、コンクリートの強度は、材料、配合、練り混ぜ、打込み、養生や硬化後の材齢、温度、湿度などの環境によって変化する。

 

鉄筋の種類

鉄筋の種類は、表面に突起を持たない熱間圧延棒鋼(普通丸鋼)SR235および295の2種類

および

鉄筋とコンクリートとの付着を良くするために表面に突起を持つようにした熱間圧延異形棒鋼(異形鉄筋)SD295A、295B、345、390および490の5種類がある。

 

【異形鉄筋】

(出典:合同製鐵株式会社)

 

鉄筋の強度の特徴

鉄筋の引張降伏強度の特性値fykおよび引張強度の特性値fukは、原則としてJISZ2241「金属材料引張試験方法」による引張試験に基づき定める。

JIS規格に適合するものは、特性値fykおよびfukをJIS規格値の下限値とし、また限界状態の照査に用いる鉄筋の断面積は公称断面積としてよい。

圧縮降伏強度の特性値f’ykは、引張降伏強度の特性値fykに等しいものとしてよい。

せん断降伏強度の特性値fvykは、次式により求める。

fvyk=fyk/√3

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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