こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、鉄筋の定着について説明します。
鉄筋の定着について
鉄筋コンクリートは、外力に対して鉄筋とコンクリートが一体となって働くことが重要なため、鉄筋がコンクリートに十分に定着していることが重要になる。
下記に一般的な鉄筋の定着に関する規定について示す。
① 鉄筋の端部は、コンクリート中に十分に埋め込み、鉄筋とコンクリートの付着により定着させるか、標準フックを付けて定着させるか、機械的に定着させなければならない。
② 普通丸鋼の端部は、必ず半円形フックを設けなければならない。
③ スラブ、またははりの鉄筋の定着について
・ 正鉄筋の少なくとも1/3は、これを曲げないで支点を超えて定着させなければならない
・ 負鉄筋の少なくとも1/3は、半曲点を超えて延長し、圧縮側で定着するか、あるいは負鉄筋と連続させなければならない。
④ 折曲鉄筋は、その延長を正鉄筋または負鉄筋として用いるか、または折曲鉄筋端部をはりの上面または下面に所要のかぶりを残しできるだけ接近させ、はりの上面または下面に平行に折り曲げて水平に延ばし、圧縮側のコンクリートに定着させる。
⑤ 軸方向鉄筋に標準フックの代替として定着具を設けて機械式定着とする場合、標準フックの先端位置と定着具の先端位置が揃うように置換える。
⑥ スターラップは、正鉄筋または負鉄筋を取り囲み、その端部を圧縮側のコンクリートに定着しなければならない。
⑦ 帯鉄筋の端部には、軸方向鉄筋を取り囲んだ半円形フックまたは鋭角フックを設けなければならない。
⑧ 鉄筋とコンクリートの付着力またはフックにより定着する鉄筋の端部は、規定の定着長により定着させなければならない。
以上です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
お仕事のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。
電話番号： 087-874-6843
FAX： 087-874-6845
↓弊社業務の施工事例です。
↓弊社HP
