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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、大空隙量のアスファルト混合物について説明します。
大空隙量のアスファルト混合物
一般的な密粒度アスコンの空隙量は、4~5%に過ぎないが、大空隙量アスファルト混合物は、締固め後に20%前後という大きな空隙量を持っている。
この材料は、透水性が大きいため、透水性アスファルト混合物、排水性アスファルト混合物などと呼ばれ、排水性舗装や低騒音舗装などに用いられる。
同様なアスファルト混合物は、ヨーロッパではポーラスアスファルト(PA)、パーバスマカダム(PM)、ドレーネジアスファルトなどと呼ばれ、日本と同様に40~50㎜に舗設する。
一方、アメリカのOGFCは、厚さ20~25㎜に舗設される。
これらの混合物は、少数の例外を除いて厚さが比較的薄く、しかも骨材のかみ合わせが大きいため、厳しい重交通の下でもわだち掘れタイプの塑性変形は少ない。
舗設後の透水性は、降雨時のタイヤの吸引による清掃効果に相違があるため、横方向の場所によって異なる。
通常、交通量の多い走行車線の方が追い越し車線より透水性は大きく、路肩では低くなる。
供用年数は一般にかなり短く、7~13年経過すると急速にラベリング破壊を起こす。
このタイプの舗装は、建設コスト、維持、排水施設などに特別な配慮が必要になる。
以上です。
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