舗装の性能指標について

土木工学

 

こんにちわ。

香川県高松市の㈲生道道路建設です。

本記事では、舗装の性能確認について説明します。

 

 

舗装の性能指標の確認

①舗装の性能指標の値は、舗装の施工直後に確認する。

 

②舗装の性能指標の値について、供用後一定期間を経た時点の値を定めた場合は、その時点で確認する。

 

 

舗装の性能指標の測定方法

車道および側帯の舗装の必須の性能指標

①疲労破壊輪数

㋑ 車道・側帯部舗装の疲労破壊輪数は、任意の車道(2以上の車線を有する道路にあっては、各車線)の中央から1m離れた任意の路面に対し、促進載荷装置を用いた繰り返し載荷試験によってっ確認する。

 

㋺ ㋑の疲労破壊輪数は、同一の舗装構成を有する舗装の供試体による繰り返し載荷試験によって確認できるものとする。

 

㋩ ㋑の疲労破壊輪数は、同一の舗装構成を有する舗装の疲労破壊輪数が、過去の実績から確認されている場合、その値を用いる。

 

② 塑性変形輪数

㋑ 車道および側帯の舗装の表層の塑性変形輪数は、現地における促進載荷装置を用いた繰り返し載荷試験によって確認できる。

 

㋺ ㋑の塑性変形輪数は、同一の表層厚さ・材質をもつ舗装の供試体による、試験温度60℃とした繰り返し載荷試験によって確認できる。

 

㋩ ㋑の塑性変形輪数は、試験温度60℃としたホイールトラッキング試験によって確認できる。

 

㊁ ㋑の塑性変形輪数は、同一の表層厚さ・材質をもつ舗装の塑性変形輪数が、過去の実績から確認されている場合、あらためて確認せずその値を用いる。

 

㋭ 表層に用いられるセメントコンクリートは、塑性変形輪数の基準に適合するものとみなし、確認はしない

 

③平たん性

車道および側帯の舗装路面の平たん性は、3mプロフィルメータによる平たん性測定方法(またはこれと同等の平たん性を算定できる測定方法)によって確認できる。

 

 

浸透水量について

車道および側帯の舗装路面の浸透水量は、1,000㎡につき1か所以上の割合で任意選定した円形の舗装路面(直径15㎝)に対し、路面から高さ60㎝まで満たした水を400ml注入させた場合の時間から算定する。

 

浸透水量(ml/15sec)=400(ml)×15/透過時間(sec)

 

 

新しい測定方法の確認

上記以外の測定方法により、舗装の性能指標の値の確認ができるか否かの判断は、当該道路管理者が行う。

 

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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