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香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、表面処理工法のマイクロサーフェシングおよびスラリーシールについて説明します。
【表面処理工法】マイクロサーフェシング・スラリーシール
マイクロサーフェシング
常温・薄層の表面処理工法のひとつで、連続粒度またはギャップ粒度の骨材、急硬性ポリマーによる改質アスファルト乳剤、セメント、水、添加剤などからなるスラリー状混合物を、薄く敷きならす工法である。
工法は、表面的なわだち掘れの充てんや、すべり抵抗性と肌理の改善などを目的にしており、対象の舗装は構造的に健全で、過度の変形やひび割れを生じていないことが必要である。
路面にポットホールなどがあれば、あらかじめ充てんし、ひび割れはシールしておく。
施工には、材料貯蔵槽、混合装置、およびスプレッダボックスを搭載した専用のペーバを使用し、骨材の最大粒径に同じ薄層(3~10mm)に敷きならす。
ローラー等による締固めは行わず、敷き均し直後の暗褐色のスラリー状混合物は瞬時に分解し、アスファルト被膜を形成して硬化し、通常1~2時間以内に交通開放できる。
スラリーシール
混合用アスファルト乳剤、川砂、石粉などを用い、連続ミキサ、スプレッダボックスなどを備えたスラリーマシンにより、混合と敷き均しを同時に、しかも連続的に行う。
スラリー状混合物の敷きならし厚は、3~5mm。
スラリーシールは、主として、軽交通道路の表面処理工法として用いられるが、アスファルト乳剤の分解が遅いため交通開放までに長時間必要である。
これを改良した、マイクロサーフェシングは、分解性や耐久性が飛躍的に向上している。
以上です。
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