こんにちわ。
香川県高松市の㈲生道道路建設です。
本記事では、改質アスファルト混合物の舗設について説明します。
改質アスファルト混合物の舗設について
改質アスファルト混合物の舗設は、基本的には通常の加熱アスファルト混合物と同様に行う。
ただし、改質アスファルト混合物は、通常の加熱アスファルト混合物に比べ粘度が高いため、より高い温度で舗設を行う場合が多い。
温度管理に特に留意して、混合物を速やかに敷きならし、締固めて仕上げる。
施工上の留意点
① 改質アスファルト混合物の望ましい舗設温度は、製品により異なるので、詳細は製造メーカーの仕様を参考にする。
② 原則として、敷きならしはアスファルトフィニッシャーを使用し、混合物が適切な温度を保持しているうちに速やかに行う。
③ 締固めは、可能な範囲で大型のローラー使用する。
初転圧には１０ｔ以上のロードローラーを、二次転圧には１２ｔ以上のタイヤローラーまたは６～１０ｔの振動ローラーを用いるのが望ましい。
④ ローラーへの混合物の付着防止には、水に付着防止剤を添加するか、軽油などを噴霧器などで薄く塗布する。
⑤ コールドジョイント部は、温度低下しやすく締固め不足になりやすいため、ガスバーナーなどを使用し、過加熱に注意しながら既設舗装部分を加熱しておく。
以上です。
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